先週末

先週末の事を思い出しながら書く。
さっきまで全然思い出せなかったけどどうにか思いだしてきた。最近記憶力がまったくなくなって先週末に何を食べたかも覚えていなくて少し悲しい。
21日は前日のおでんを温めなおして食べた。味が馴染んでいておいしかった。その後貸し衣裳屋にちょっと遅刻して行って用を済ます。営業トークが上手で気分もよく、結構いろいろな手配とかしてもらったんだけど、最後の最後に会食の契約と衣装の契約をなんかごっちゃにして進めてきたので、衣装なんか一着も見てないのに契約書にサインなんかできるかと思い、あまり客の状況とか心理とか考えてないのかなと感じて少しがっかりした。
その後会社の同僚と合流して東山花灯路へ、すでに待たせているのでタクシーで移動。花灯路があるので道が混んでいるかと思いきや、なかなかやり手の運転手さんで狭い角をひょいひょいと曲って1メーターで八坂さんまで移動。たまにこういうタクシーにあたるとうれしい。
円山公園でライトアップされた枝下桜を観たり、出店でちょっとしたものを食べたりして高台寺方面へ移動。最近は料亭の下見やらなんやでこの辺は毎週末のように散歩していたんだけど、夜に来るとそれはそれで表情が違って面白い。高台寺では夜間でも庭園を拝観できるとあってせっかくなので庭を巡る。庭の中に池があり、そこに月見台がかかっている風景が印象に残った。ここから月を見て楽しむなんてさぞかし贅沢だったろうなあと。月見台は桂が非常に有名なのでいつかそちらにも行ってみたい。
二年坂、三年坂と巡る。この辺は風情はあるけど結構観光地観光地しているので、人も多くそんなに面白いものでもない感じ。むしろシーズンオフの人が少い頃合いに散歩すると面白い。石畳の道がよいです。
なんやかんやのんびり散策していたので清水寺の入館時間に間に合わないだろうと半ば諦めかけていたものの、同僚が俄然やる気だったので足早に坂を登ったところ2分前という事で間に合った。清水寺では本堂が一般公開されるという事だったんだけど、なにか急かされた気分だったのでやめた。後にそれが三十三年に一度の結構貴重なイベントだったと知ってちょっと惜しい気分になる。次に観れるチャンスは還暦後か。
清水寺は夜空にビームライトを向けたり、山になにかの寺院を描いた布がかかっていてそれがライトアップされていたりと、なんだかやりたい放題でそんなに派手に演出しなくても十分いい所なのになと思ったりしたけど、帰りがけに八橋シュークリームなるまたしてもという菓子を食べたらそれが以外においしくて、なんか多分みんな色々がんばってるんだなって気分になった。
その後夕食をとろうという事になったんだけど、途中で別の同僚と合流するとかいう流れになり、四条河原町まで歩いて戻る。しかし京都に来てからはよく歩くようになった。
四条河原町ではお好み焼きが食べたいとの事なので、周辺のお店のいくつかに電話をしてみるも満席だったりラストオーダーだったりしてあえなく露頭に迷い、東京にいた頃によく夕食代わりに行った土間土間というチェーン店に行く。みんなお腹が空いていたらしくいきなりシメモノを頼みまくっておかしかった。その場では同僚にちゃちゃを入れて嫌気が差してきた頃におひらき。2時すぎに帰宅して3時くらいに就寝する。